友人の持っていたクラシックな瓶。
あまりにきれいな色なので、
ちょっと拝借してイラストに
ぐるりと言葉をまわりに書いて
透きとおった瓶をかこんでみた。
言葉は旅行の想い出。 学生時代の安旅行 泊まったミラノの修道院。 女子限定の異次元空間。 昔の人の小説か 映画でしか観たことのない、 時間のちがう不思議な空間。 シスターが見たのはスペインの蚤の市で買ったペンダント。 売り物の壺の底に ちぎれて転がっていたペンダント。 「壊れている」と安く値切って 宿で直したお気に入り・・・ 買ったのはペンダントではなくて、 想い出だったのかもしれない。 |