澄んだ空は あまりにも高くて 吹きぬける風は あまりにも軽やかで 揺れるコスモスは ひたすらに広がって ハネを休めるトンボは ひたすらにのどかで こんなに秋色にあふれた一日を ほんの少しだけ切り取って 窓から外を覗くように ときどき眺める 次に世界が 秋色に染まるまで |
※作品をクリックすると拡大画面になります 『秋色の窓』 秋桜(コスモス) 制作:2005年 冬 B5号 雲肌麻紙 岩絵の具 2006年のグループ展に出品した B5パネル2枚でひとつの作品です。 秋空の下に揺れる同じコスモスの ふたつの場面を切り取って描いてみました。 風に揺れたり トンボが遊びに来たり コスモスの一日ってこんな風に過ぎてゆくのかな…? |