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真っ白なウサギは日本画小作品「招き猫」の時と同じように、輪郭線を描かずに胡粉の盛り上げだけで陰影を使って表現しています。画面の多くを占める雪の部分の表面には、様々な加工を施してみました。平坦に貼った銀箔の表面を荒らした後、所々に銀箔をちぎって重ね貼り。暖かみのある雪の表現にしたかったので、優しい桃色を重ねました。薄く延ばした胡粉をその上から数回に分けて淡く塗り重ね、揉んでシワをつけたティッシュを使って模様をつけてあります。 |
〜小作品〜 『雪うさぎ』 制作：2007年5月 ●額(172×210mm) 雲肌麻紙 銀箔 銀泥 岩絵の具 |
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